※このコースは2021年度までの設置です
“福祉マネジメント”の目から地域を創造し、
未来をみすえる。
少子高齢化が進む現代に生きる私たちにとって、老いても、障がいがあっても、誰もが住み慣れた地域で安心して幸せに暮らせる福祉社会の実現は究極の課題です。本コースでは、誰もが尊重されるコミュニティづくりを目指し、福祉社会のシステムや制度を設計・マネジメントする能力を身につけた人材を養成します。福祉を体系的・実践的に学び、地域の人々の声を聞き、コミュニケーション力を磨きます。
コースの理念・目標
地域の声に耳を傾け福祉課題に果敢に取り組む。
社会福祉制度は、高齢者、子ども、障がいのある人、貧困に苦しむ人、育児や介護をしている人など誰もが安心して暮らすために人類が作りあげてきた仕組みです。「地域で豊かに暮らす」「住民自らが自らの福祉をつくる」ことを基本に、学際的な視点から福祉を学び、福祉社会のシステム・制度を設計しマネジメントする能力を養います。
カリキュラムの特色
幅広い分野からのアプローチで地域の福祉を考える。
社会福祉学、社会学、経済学、公衆衛生学などの様々な学問分野の視点から地域社会における福祉を理解します。地域社会の分析手法として社会調査を学ぶための各種プログラムが配置され、リサーチ・リテラシーを身につけることが可能。3年次には各自の問題関心にもとづいて専門演習に所属するとともに、地域社会調査実習等の地域での学びの経験を踏まえ、4年次に卒業研究に取り組みます。
目指す人材
幅広い領域で活躍する地域づくりの専門家に。
地域を調査・分析し、政策立案や事業計画を策定するだけでなく、様々な立場の地域アクターとの協働する実践力を養成します。そのことにより、自治体、医療機関や社会福祉法人、NPO、企業、研究機関などにおいて、地域づくりの専門家として幅広い領域で活躍できる人材を育成することを目指します。
主な進路
- 地方公務員(行政職)
- 国家公務員(一般職・専門職(法務教官,保護観察官))
- 裁判所職員(家庭裁判所調査官,裁判所事務官)
- 社会福祉法人職員(社会福祉協議会など)
- 独立行政法人及び特殊法人職員
- 医療機関
- 一般企業
- 大学院進学 など