今年10⽉、地域創造学類2年生が代表を務める“釣部(つるべ)⽥んぼ染め保存会 ⾦沢⼤学⽀部「繋(つなぐ)」”(以下、「繋」)が、「第15回いしかわエコデザイン賞2025 教育・社会活動領域」にて銀賞を受賞しました。
この賞は「カーボンニュートラルの実現(地球温暖化防⽌)、⾥⼭⾥海保全などの⾃然共⽣、資源循環(3R)、環境保全のための情報発信やパートナーシップ(参加・国際的取組)など、持続可能な社会の実現に繋がる、⽯川発の優れた製品、サービス・建築及び教育・社会活動を育むことを⽬的」としており、銀賞は「より優れたエコデザインと認められるものに贈られます」(「いしかわエコデザイン賞実施要綱」より括弧部引⽤)。
⾦沢市釣部町には「⽥んぼ染め」と呼ばれる伝統的な染⾊技法がありましたが、⻑らく途絶えていました。令和になって地域住⺠の⼿によって再興され、その後⾦沢⼤学の学⽣に活動参加への打診があり、2022(令和4)年、「繋」は団体として設⽴しました。
令和7年度は,12 名(うち地域創造4年4名,3年1名,2年3名,ほか⼈⽂・観光デザイン・保健4名)で構成し,不定期で開催される体験会のお⼿伝いや地域⾏事への参加、⽥んぼ染めや藍染めを活かした商品の開発などに取り組んでいます。
今後も釣部町の住⺠と協⼒しながら、活動を続けてまいります。

