能登里山里海未来創造センター(地域創造学類兼任)の高原特任准教授が、2025年11月2日、東日本大震災・原子力災害伝承館(福島県双葉町)で「ふくしまボイス vol.4」を開催しました。「ふくしまボイス」は「災害体験の語りづらさ・聴きづらさ・息苦しさを共に受け止め直しながら、福島の過去と未来を語り合う、安全な地域対話の場所」を開くプロジェクトです。
先行する「みやぎボイス」や日本災害復興学会の支援を受けつつ、2023年秋から定期的に開催されています。
今回は「『嫁』は語る、『嫁の語り』をほどく」をテーマとして、福島県在住の女性5名が登壇しました。結婚・妊娠・育児や家族のケアといったそれぞれの生活史が、東日本大震災と原発事故による避難や農業への風評被害の体験、故郷への思いと織り合わされつつ語り出されました。

