4月27日(土)、しいのき迎賓館2階ガーデンルームで行われた市民・子ども向け生きもの調査イベント「金沢城で生きものみっけ!」(主催:石川県立大学緑地環境学研究室准教授 上野裕介 協力:石川県立自然史資料館、金沢大学地域創造学類 一方井研究室、岐阜大学地域協学センター助教 伊藤浩二、石川生物多様性ネットワーク)のプログラムの一環として、生態系を学ぶボードゲーム「エコピラ(能登版)」の体験会が開催されました。

「エコピラ」とは、東京都市大学の北村亘研究室で考案された、自然界の生き物同士の食べる・食べられるの関係(食物連鎖)を楽しく学べるボードゲームです。現在、石川県立大学の上野研究室と金沢大学の一方井研究室を中心に、能登半島の里山の生態系をモデルとした「エコピラ(能登版)」の製作に取り組んでいます。今回のイベントでは、幼児から小学生に試作版を実際に遊んでいただき、実践からゲームの改善点を見つける試みを行いました。

地域創造学類からは一方井研究室の4年生3名(松田祥輝、茂木顕光、村越元汰)が参加し、当日はゲームの説明から進行を行いました。

今後も、今回得られた知見をもとに試作を重ね、生態系を楽しく学び、身近な自然や生き物に対する興味を深められるようなゲーム作りに取り組んで参ります。

このような貴重な機会を頂いた、関係者の皆様に心から感謝致します。今後ともよろしくお願いいたします。

(地域創造学類4年生 村越元汰)