地域創造学類3年生の一方井ゼミに所属する学生3名(松田祥輝、村越元汰、茂木顕光)が、石川県立図書館(こどもエリア)に「雷雲プロジェクト」の観測装置である「コガモ」を設置しました。

雷雲プロジェクトとは、金沢大学(一方井研究室)と京都大学(榎戸輝揚ほか宇宙線研究室)の共同のもと、雷雲から放出される「ガンマ線」を観測装置「コガモ」を用いて、観測するものです。石川県は特に雷が多いことに加え、雷が低い位置で鳴るという特徴があり、観測地として選ばれています。観測には、多くの拠点が必要となるため、地域住民の方々や施設に協力していただいており、今回石川県立図書館への設置が叶いました。

今後、雷を観測するだけでなく、観測装置に対する子どもたちの反応や雷に対する意識変化なども調査していきたいです。この設置によって、雷雲プロジェクトやシチズンサイエンスに対する興味を創出するきっかけになれば良いと考えております。

観測装置の設置を引き受けていただいた石川県立図書館の担当者の方に、心より感謝しております。今後ともよろしくお願いいたします。

(地域創造学類4年生 茂木顕光)

 

雷雲プロジェクト
HP:https://fabcafe.com/jp/labs/kyoto/thunderstorm/ 
Xアカウント:https://twitter.com/thdr_proj

写真1 設置した「コガモ」と絵本
写真2 設置完了