社会に出てから糧となる4年間で修得する9つの力(ディプロマ・ポリシー)
地域創造学類では,現実の社会から提起される現代的諸課題に目を向け,それらを解決できる能力の育成を行う。そして,誰もが生き生きと安心して暮らせる社会,グローバルな共生社会,しなやかで折れない地域,将来にわたって持続発展する地域を実現するため,地域創造学の専門的知識と技術を修得し,地域の資源と特徴を生かし,質の高い個性ある地域づくりに意欲と責任をもって参加できる人材を,金沢大学<グローバル>スタンダード(KUGS)に立脚して育成します。
また,海外の地域創造情報を自ら英語で収集し発信できる人材を育成します。本学類が掲げる人材養成目標を踏まえ,次の学修成果を達成した者に学士(地域創造学)の学位を授与します。
学生が身に付けるべき資質・能力
1.知識・理解
- ・人間の生活基盤となる地域とその諸問題を理解するための地域創造学の専門的知識を修得している。
- ・理念目標・社会的責任:対象となる地域課題の理念・目標や社会的責任について理解している。
- ・現状理解・把握:対象となる地域課題の現状理解や把握について理解している。
- ・実践論・対処方法:対象となる地域課題の実践論や対処方法について理解している。
2.技能・表現
・調査・分析方法:地域の諸課題の解決に必要な調査や分析の方法を修得している。
・伝達技能:他者の声に耳を傾け,自らの考えを的確に伝達するコミュニケーション能力と他者を繋げ合意形成に導くコーディネーション能力を身に付けている。
3.思考・判断
- ・地域や社会の諸問題を生活から制度・政策まで多角的に分析し考察できる。
4.関心・意欲
- ・地域の諸問題を自ら探求し,よりよい地域の創造に貢献する意欲を持っている。
5.態度
・地域で暮らすすべての人に共感と尊敬をもって接することができる。